webデザイナーがリモートワークの副業を探すには?


kenboy

最新記事 by kenboy (全て見る)
- 育児にも適しているリモートワークを解説 - 2019年1月11日
- IT企業でリモートワーク!メリット・デメリットは? - 2019年1月10日
- マーケテング・企画系の仕事はリモートワーク可能? - 2019年1月9日
- エンジニアがリモートワークの仕事を探すには? - 2019年1月8日
- webデザイナーがリモートワークの副業を探すには? - 2019年1月7日
webデザイナーがリモートワークの副業を探すには
webデザイナーでリモートワークが出来る副業を探している人は多いのではないでしょうか。webデザインは自宅でも行いやすい仕事であり、リモートワークに対応している案件も多いです。そこで、webデザインの副業をするのに案件を獲得するにはどんな方法が適しているかを解説します。
マッチング系のwebサービス
まず一番仕事を得やすい方法はマッチング系のwebサービスを利用する方法です。この方法はクライアントとのやり取りをweb上で完結させることが出来る点がとても便利と言えるでしょう。マッチング系のwebサービスは大きく分けると企業が掲載している案件に応募するコンペティションタイプのサイトと自分からサービスを売り込み、そのサービスを利用したい企業が応募するタイプのサイトの2種類があります。
コンペティションタイプのサイトは自分で案件を選ぶことが出来る点が便利と言えるでしょう。ただ、応募者が多い場合は最も経歴や実力が優れている人が選ばれるため、経験が浅いと応募をしてもなかなか採用してくれる企業が見つからないことが多いです。
それに対し、自分でサービスを売り込む場合は、自分で自分を売り込むので、自分が出来ない範囲の仕事を任されることがありません。そのため、初心者でも手軽に始めることが出来ると言えるでしょう。しかし、少しでも実力・経験が豊富な人と契約したいというユーザーが多いため、契約してくれるクライアントが見つかるのに時間がかかることを理解したうえで利用する必要があります。
どちらの方法を選ぶにしてもある程度実績・経験が無いと仕事を得るのはなかなか難しいと言えるでしょう。
フリーランス向けのエージェントサービス
次に紹介する方法はフリーランス向けのエージェントサービスを利用するという方法です。エージェントと言われると転職のイメージが強いですが、フリーランス用のエージェントサービスも多数存在しており、こちらのサービスを利用すれば自分のレベルに合った案件を紹介してもらうことが出来ます。
webデザイナーはフリーランスで活動している人も多いことから、週1から出来たり、リモートワークに対応していたりなど副業として働きやすい案件を多数取り扱っています。やはりエージェントに案件を探すのを任せることが出来る点はとても便利と言えるでしょう。
近年では福利厚生サービスを取り扱っているエージェントサービスも増えており、これから独立することを考えている方の第一歩としてもおすすめです。
自分でサイトを作る
次に紹介する方法は、自分でサイトを作って、そこに仕事を募集するURLやメールアドレスを貼る方法です。この方法はある程度自分で集客力を持っていないと難しい方法ですが、色々な仕事を経験していれば仕事を得ることが出来ます。直接クライアントとメールなどでやり取りをするので、エージェントやクラウドソーシングなどと違い、手数料がかからない点が魅力的と言えるでしょう。
それに、自分のwebサイトを作るとwebデザイン以外にも、webサイトを構築するうえで欠かせないプログラミングや、サイトの集客数を上げるためのwebマーケティングに関する知識も身に着きます。このように、webデザイナーとしての市場価値を高めることが出来るスキルが身に着くため、スキル向上のためにも自分でサイトを作ってみるのはおすすめです。
SNSを使って宣伝
サイトを作る時間がなかなか確保できないのであれば、SNSを使って宣伝するのも良いでしょう。今や若者を中心にSNSは世の中の人に欠かせないコミュニケーションツールとなっています。IT業界にもSNSを活用している人は多く、SNSは色々な人脈を作るための手段としても便利です。
また、SNSは拡散力が大きい点も魅力的と言えるでしょう。SNSで自分がデザインしたサービス・商品を宣伝すると、それを気に入った人が拡散してくれます。そのため、今まで関わりが無かった人に自分の仕事の内容・レベルを知ってもらいやすく、新規顧客の獲得に良いでしょう。
人脈を使って自ら営業
そして最後に紹介する仕事の獲得方法は、今までの仕事で得た人脈を使って自ら営業するという方法です。この方法はフリーランスの定番の仕事の獲得方法ですが、なかなか自分で仕事を獲得するのは難しいと言えるでしょう。
それに、副業とは言え、今自分が働いている会社の取引先とフリーランスで契約を結んでしまうと会社間のトラブルにも繋がってしまいます。そのため、自分がプライベートで得た人脈を使って仕事を得るようにしましょう。
webデザイン以外の仕事をしている人が案件を獲得するために
webデザイナーは社会のIT化に伴い、とても需要が高くなっている職業ではありますが、独学で趣味程度としてwebデザインの仕事をしている人から本格的に企業に所属して働いている人まで幅広いです。そのため、webデザイナーのレベルに関してはかなり大きな幅があると言えるでしょう。
副業でwebデザイナーとして働くのであれば、趣味程度のレベルではなかなか案件を獲得することが出来ません。本業でwebデザイナーの仕事をしている人は副業でwebデザインの仕事を獲得しやすいでしょうが、webデザイン以外の仕事をしている人が案件を獲得するための実力を身につけるにはどんなことをすれば良いのでしょうか。
デザイン系の専門学校へ通う
まずはデザイン系の専門学校へ通うという方法が挙げられます。webデザイナーを目指す人は年々増加しており、IT系・デザイン系の専門学校では社会人が働きながらでも通いやすいように夜間部を設置しているところが多いです。
専門学校へ通ってデザインを学ぶメリットは、しっかりと基本を学ぶことが出来る点と、専門学校ならではのコネクションがある点と言えるでしょう。副業でwebデザイナーをする場合、一番大変なのは初めての案件探しです。
専門学校のコネクションがあれば案件探しもそれほど苦労せずに出来るので、しっかりと基礎を学んでみたい方には良い方法と言えます。
webデザイン関係の資格を取得
次に、webデザイン関係の資格を取得する方法もおすすめです。webデザイン関係の資格にはwebデザイン技能検定やwebデザイナー検定、HTML検定などが挙げられます。
webデザインに関する基本的な知識が問われるため、副業をするクライアントを探す際に、クライアントへ知識をアピールする手段として資格を取得してみるのは良いでしょう。
インターン
そして最後におすすめするのはインターンです。リモートワークの案件はある程度実力が伴っていることが前提なので、全くwebデザイン関係の業務経験が無いと案件の獲得は難しいでしょう。
インターンは週1から行うのは難しいですが、一旦休職をしてインターンで働いてwebデザインの仕事の進め方を学んだうえで本業に復職し、副業でwebデザインの仕事をしている人もいます。やはりインターンは実際にwebデザイナーとして働いた実績を作ることが出来るので、いずれwebデザイナーへ転職したいと考えている方にはこの方法がおすすめと言えるでしょう。
プログラミング言語と画像編集
HTML・CSSと言うホームページを構成するプログラミング言語に対する理解と、画像編集に使うIllustrator・Photoshopの技術はwebデザイナーとして働くうえでは必須です。また、ホームページの動きを付けるための言語であるJavaScriptに関する知識があればwebデザイナーとしての市場価値を上げることが出来るでしょう。
また、もっと需要の高いwebデザイナーを目指したいのであれば、ホームページなどの見えない部分を構成するバックエンドの言語を学んでみるのがおすすめです。ホームページを閲覧していると、自分が入力したコメントが投稿されたり、入力した数字の計算が行われたりするでしょう。これを行っているのがバックエンドの言語の役割です。
特にweb開発に使われることが多い言語の例としてはPHP、Rubyが挙げられます。この2つの言語は特に日本のweb開発の現場において人気の高い言語であり、基本的な知識が身に着いていればかなり重宝されます。webデザインの現場ではwordpressなどのCMSを使うことが多いです。その際にPHPを理解していればサイトを自由にカスタマイズすることが出来ます。そのため、PHPはwebデザインを業務で行ううえで学ぶ言語としておすすめです。
また、JavaScriptのようにバックエンド言語にもフレームワークが存在します。基本的にweb開発の現場ではフレームワークを使って開発が行われているので、余裕があればフレームワークに関する知識を身につけるのも良いでしょう。
これらの言語はJavaScriptと基本的な書き方が一緒なので、JavaScriptを既に身につけていれば問題なく習得できるでしょう。
また、近年のweb開発においてはGo言語、Pythonも人気が出始めています。webサイトを作成するうえで良く使われる技術が既に存在しているサイトのデータを取得する「webスクレイピング」です。この2つの言語はwebスクレイピングの処理スピードの速さに定評があり、webスクレイピングを業務で行うのであれば、この2つの言語に関する知識・技術を身につけておいても損は無いと言えるでしょう。
また、プログラミング言語以外にも、ある程度webデザイナーとしての経験を積んでいればwebディレクターの仕事を任されることがあります。この際には進行管理などのマネジメントや売り上げ利益の管理、サイトの計測など様々な知識が要求されます。
webディレクター以外にもプロデューサーなどもっと上を目指してみたいと思っているのであれば、マネジメントやマーケティングなどweb開発における様々な領域の知識を身につけてみると良いでしょう。

最後に
webデザイナーとして副業をするのであれば、しっかりと実力を身につけたうえで案件を探さないとなかなか仕事が見つからない、見つかっても条件が悪いなどといった問題にぶつかってしまいます。
副業で安定してwebデザインの仕事を獲得するためにも、webデザインに関する幅広い知識を身につけ、市場価値の高いwebデザイナーを目指しましょう。