リモートワークに使えるお勧めアプリ6選


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リモートワークとは
会社から独立し、フリーランスになって自宅で仕事をする人達が増えています。また、介護や育児のかたわら、自宅で副業を行っている方もいるでしょう。そうした中で、ある雇用形態が企業の間で広がってきています。
最近ネットなどでも盛んに取り上げられている、リモートワークがその新しい雇用形態です。リモートワークとは、会社に出社せずに自宅やレンタルオフィスで委託された業務を行い、報酬を受け取るというスタイルの働き方です。
週に1回だけ自宅で業務を行うやり方から、1度も出社せずに完全に自宅やレンタルオフィスで仕事をこなすフルリモートまで、様々な形で業務を委託されています。
リモートワークのメリット
リモートワークには色々なメリットがあり、フリーランスや副業の新しいスタイルとして広がってきています。そのメリットとして、通勤をしなくてもよいという点がまず挙げられます。
これにより、通勤時間を他のことに有効に使えるようになります。その時間を利用して生産性を上げることができますし、家事などをこなすこともできるのです。特に介護問題などで会社を辞めざるを得なくなった人達には、とても有り難い働き方だと言えるでしょう。
また、通勤時には様々なストレスが発生することがありますが、そういった肉体的、精神的ストレスが生じないということも大きなメリットです。
自宅やレンタルオフィスで仕事ができるので、会社での余計な煩わしさから解放されるということになり、仕事の生産性がアップします。もちろん、サービス残業などというものは存在しません。委託された業務をしっかりと行っていれば、ある程度の自由も保証されています。
仕事の量をセーブすれば、副業としてこなすことも充分可能です。企業からの求人も多様化しているので、自分に合ったやり方を選択することができるのです。
また、リモートワーカーを雇い入れる企業にも大きなメリットがあり、需要が拡大してきています。従来ならば、会社に通勤をすることが可能な地域に住んでいなければ、社員として採用することができませんでした。
ところがリモートワークなら、遠い地方や外国に住んでいる優秀な人材を確保することができるのです。さらにリモートワークを活用することにより、通勤費やオフィスの光熱費を削減することが可能になります。このように、雇い入れる企業とフリーランスの双方にメリットがあるのが、リモートワークだということになります。
リモートワークのデメリット
メリットが多いリモートワークですが、やり方を間違えるとデメリットも生じてしまうので注意が必要です。まず、プロジェクトチーム内部でのコミュニケーションが不足する可能性があります。
同じ会社内で仕事をしているのならば、疑問点やあやふやな点があれば直接説明を受けることができますが、遠隔地で業務をしている場合にはなかなか難しい問題です。電話やチャットでの説明には限界があるものなので、仕事に対する認識にズレが生じる恐れがあります。
また、自宅やレンタルオフィスで行う仕事には、情報管理の面で不安が残ります。最近は色々な情報セキュリティに関するツールが開発されているので、以前ほど情報漏洩の危険はありませんが、それでも完全ではないのです。
というのは、いかに優れた情報セキュリティでも、運用している人間がそれをしっかりと活用しなければ絵に描いた餅になってしまうからです。この点に関しては情報管理意識が高い人間かどうか、あらかじめ企業側が調査をして、確認しておかなければなりません。
もうひとつ考えられるデメリットがあります。それは、仕事の進行具合や勤務時間の確認をすることが難しく、納期に間に合うかどうかが不透明になってしまう可能性があるということです。これを防ぐためには、企業側からのコミュニケーションを密にする必要があります。
仕事を請け負う側からしても、自己管理をしっかりと行い、仕事を完遂する義務があることを肝に銘じなければなりません。ずるずると仕事を先延ばししないよう、計画性のあるスケジュールを立てるようにしましょう。
メリットを活かしデメリットを防ぐために
リモートワークに関するメリットとデメリットを確認しましたが、大事なことはこれらのメリットを活かし、デメリットを防ぐ方法を探ることです。幸いなことに、リモートワークを効果的に行うことを可能にする、様々なアプリやツール、webサービスが開発され運用されています。
これからご紹介するアプリやツール、webサービスは、リモートワークでの作業を効率的に行うことを可能にして、プロジェクトを成功に導くことでしょう。
コミュニケーションツールやアプリ
リモートワークにおいて問題となるのは、コミュニケーションを円滑に行うための方法です。この問題を解消するために、スムーズなコミュニケーションを可能にするツールやアプリが積極的に利用されています。
チャットワーク
コミュニケーションを手軽に行うツールとして必須になるのがチャットであり、色々なチャットの中で、特にリモートワーカーと企業の間で使用されているのが「チャットワーク」です。
チャットワークのHPでは、グループチャット、タスク管理、ファイル共有、そしてビデオ通話の4つの機能を前面に出しており、基本的なコミュニケーションを取るために必要かつ充分な機能が備わっていることが分かります。
新規登録は無料なので、まず1度実際に使用してみることをお勧めします。そこで問題が無ければ、月額850円からの有料プランに変更をしてみましょう。
Skype for Business
Skypeはビデオ通話やビデオ会議の草分けとも言えるアプリです。このSkype にはビジネス向けの「Skype for Business」があり、セットに含まれるOffice 365 Business Premiumごと導入する方法と、単体で導入する方法があります。
単体での導入は月額600円で使用できます。このビジネスプランでは最大で250人と会話をすることが可能ですし、その他の色々な面で使い勝手が良くなっています。また、インターネットに接続することができない場合には、携帯電話を使用してビデオ会議に参加をすることができるので、とても重宝するアプリです。
Slack
「Slack」は日本だけではなく、世界中で使用されているチャットサービスです。この会社は2013年創業の比較的新しい会社ですが、ここ数年で大きな成長を遂げたことが話題になっています。
この成長には、連携可能な数々のツールや外部サービスの存在が大きく関わっています。これらと連携をすることにより、スムーズなコミュニケーションをとることが可能になりました。
また、このSlackはあらゆる端末やOSに対応しており、使用者のデバイスを選びません。これもこのSlackが世界的に利用されるようになった一因だと言えるでしょう。
プロジェクト管理に役立つツールやアプリ
リモートワークでは、会社に出社する機会が限られてきます。そこで問題になるのが、プロジェクトチームの仲間との情報の共有です。
なかなか顔を合わせることができないので、ネット上で情報を共有することできる場所が必要になります。そのためクラウドストレージを利用したツールやアプリでの情報の共有が、盛んに行われるようになってきました。
Dropbox Business
「Dropbox Business」は、クラウドストレージサービスの最大手であるDropboxのビジネス版です。DropboxのHP上にある、チーム向けというところをクリックするとビジネス版のサイトに飛ぶことができます。
チーム内でのファイルの共有を簡単に行うことが可能であり、セキュリティも万全なので安心して情報交換ができます。スタンダードが月額1,250円ですが、お勧めなのは月額2,000円のアドバンスプランです。
このアドバンスプランにすると、チームの必要に応じた容量の追加ができますし、さらに高いセキュリティ機能が追加されるのです。どちらのプランにも30日間無料トライアルがあるので、実際に機能を確かめ、比較してみるとよいでしょう。
Workflowy
ブレインストーミングのツールとして、または便利なメモ帖として使用している人が多い「Workflowy」ですが、グループで活用することも可能です。とてもシンプルなツールなので、使い方を覚えるのが簡単です。
このツールはスマホアプリにもなっているので、屋外で移動中に情報にアクセスをすることができますし、情報の編集も簡単です。メモ代わりに書き込んだあとにその内容を折りたたんだり、展開したりすることができるので、いつでも必要な情報だけをスッキリとした画面で確認できます。
このWorkflowyの有料プランは年間料金49ドルで、ファイルの共有を行うにはこの有料プランにする必要があります。
Evernote
「Evernote」は日本でも人気のアプリで、解説本が書店に沢山並べられています。このアプリの特徴は、文字通り何でもメモとして残しておくことが可能だという点です。たとえば、サイトの文章やアップされている写真だけではなく、サイトのページそのものを保存することができるのです。
しかもクラウドサービスなので、どのデバイスからもメモを追加し、閲覧、利用することが可能です。プロジェクトに有用な情報だと考えられるものを、何でも簡単に保存できるというだけではなく、タグを付けることで検索が容易になり、更に効率の良い情報の管理が可能です。このアプリの使用料金はグループで使用する場合、月額1,100円となっています。
リモートワークで時間を有効に使おう
リモートワークを上手に運用することで、企業もリモートワーカーも時間を有効活用することが可能になりますし、さらなる生産性の向上と円滑なコミュニケーションを図るために、今回ご紹介したアプリやツールを使用してみましょう。作業の効率がアップして、満足のいくプロジェクトを完成することができるでしょう。