パラレルワーク、パラレルキャリアとは

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リモートワークの可能性にかけ、東京から地方に引越ししたリモートワーカーです。

パラレルワーク、パラレルキャリア、副業との違いとは

パラレルワークやパラレルキャリアといった言葉を耳にしたことがあるという方も多いかもしれません。パラレルワークとパラレルキャリアは基本的に同じような意味で、複数の仕事を同時にすることを指します。なお、パラレルキャリアという言葉はもともと経営学者のドラッカーが提唱した概念で、パラレルワークという言葉は、のちにそこから派生して生まれたものといわれています。

パラレルキャリアは、副業とは似て非なるものです。複数の仕事を掛け持ちする、という点ではパラレルワークやパラレルキャリアは副業と同じです。しかし、パラレルキャリアが副業と異なるのは、本業を副業より優先する、といった重要度の違いがなく、複数の仕事に同じように取り組む点です

また、副業とは異なり、収入を得るための手段という色合いが強くないので、収入面だけでなく、やりがいが重要視されることもあります。加えて、パラレルキャリアは、スキルを身に着けたり新たな視野を獲得したりといった、自己投資の側面が強い傾向があります。そのため、NPOでのボランティア活動など、まったく収入がない仕事もパラレルキャリアとして扱われることもあります。

パラレルキャリアは、安定した収入を確保できる新たな働き方、生き方として注目を集めるようになり、推進する企業も現れています。パラレルキャリアにはどのようなメリットとデメリットがあるのか、そして実際のパラレルキャリアにはどのようなものがあるのかを説明します。

パラレルキャリアのメリットとは

収入の安定

パラレルキャリアの大きな魅力の一つが収入の安定化です。パラレルキャリアは収入が主な目的にならないこともありますが、場合によっては副業よりも大きな収入源となることもあります。企業の雇用形態として一般的だった終身雇用制度は、もはや当たり前のものとは言えなくなってきています。

そのような状況のなか、パラレルキャリアは様々なリスクに備える手段としても期待されるようになってきています。パラレルキャリアで複数の仕事をすることにより、仮に一つの収入源が失われたとしても、ある程度の収入は確保できます。加えて、パラレルキャリアによって幅広いスキルを身につけていれば、新たに就職する際にも有利になることも考えられます。

視野の拡大とスキルアップ

パラレルキャリアでそれまでの仕事とまったく異なる分野に挑戦することは、視野を大きく広げるチャンスにもなります。一つの仕事に集中することは大切なことではありますが、無意識のうちに様々な固定観念にとらわれてしまうこともあります。複数の仕事に取り組むことは、柔軟な考え方や、広い視野を手に入れるうえで役立つと考えられます。

新しい分野にパラレルキャリアとして挑戦することで、客観的に自分自身を振り返ることも可能になるでしょう。自分が抱える課題や弱点がより明確になることもありますし、逆に今まで気が付かなかった自分の才能を発見できるかもしれません。

また、ビジネスに関する考え方は、業界や分野ごとに大きく異なっていることがあります。新しい考え方を知ることができる、というのもパラレルキャリアの魅力です

幅広い人脈の形成

一つの仕事での人脈は、上司や部下、取引先などの限られたものになりがちです。特に、仕事が忙しくて仕事以外で人脈を広げる機会がないという場合は、なおさら人脈を広げることが難しくなるでしょう。パラレルキャリアは、幅広く人間関係を構築するチャンスになります

また、将来起業するという選択肢を考えているのであれば、人脈形成は非常に重要になります。起業を考えていない場合でも、パラレルキャリアで獲得した人脈が、他の仕事での取引などに役立つこともあるでしょう。

目標や夢の実現

今の仕事を完全に辞めて自分の夢を追求する、というのも魅力的な選択肢ではありますが、多くの人にとって収入面でのリスクが非常に大きい選択肢でもあります。

一方、パラレルキャリアであればそれまでの仕事を完全に辞める必要はなく、ある程度の収入を確保することでリスクを抑えながら夢を追求することができます。挑戦したいことが複数あるならば、パラレルキャリアは十分検討の価値があるといえるでしょう。

社会貢献のチャンスにもなる

パラレルキャリアは収入を目的としない場合もあり、NPOなどでのボランティア活動に取り組む人もいます。仕事を辞めてNPOで働くという選択はそう簡単なものではありませんが、パラレルキャリアとしてならば、収入を目的としないボランティア活動にも無理なく取り組むことができるでしょう

社会に貢献することで自信も得られますし、ストレス解消にもなります。ほかの仕事や、日常生活において良い影響が期待できます。

自己管理能力が身につく

パラレルキャリアには多くの形態がありますが、どのような形態であれ、複数の仕事を並行してこなすには、高い自己管理能力が求められます。パラレルキャリアのメリットをご紹介してきましたが、それらはどれも複数の仕事に十分に取り組むことが前提条件です。

パラレルキャリアは限られた時間をいかに有効活用するかが重要になります。複数の仕事に取り組むのは、素早い頭の切り替えも求められ、想像以上に体力が必要なものです。パラレルキャリアを通じて自己管理能力、マネジメント能力を強化することができれば、より効率的に仕事に取り組むことができるようになると考えられます

パラレルキャリアのデメリットとは

企業の規則に抵触する場合がある

近年は、働き方改革の推進の流れの中で、副業の解禁が進んでいる企業もあります。しかし、多くの企業が副業に否定的な態度をとっていることも事実です。その理由は、本業に支障が出ることを懸念していたり、内部の情報が流出することを恐れていたりと様々です。

そのような理由から、パラレルキャリアについても、副業と同様、企業によっては否定的な立場をとっているところも少なくありません。パラレルキャリアを始めたい、と思ったら、まずは勤めている企業の規則を確認したり、上司に確認したりすることが重要です。

また、パラレルキャリアを始めるにあたっては同僚の理解を得ることも必要です。始める前から完全に理解を得るのは難しいかもしれませんが、パラレルキャリアの経験を活かした仕事ができれば、周囲の理解も徐々に得ることができるでしょう。

他の仕事に支障が出ることもある

パラレルキャリアは、得られるメリットは大きいですが、その分、時間的にも体力的にもしっかりとした管理が必要です。特に、もともと企業に勤めている場合は、仕事がおろそかになってしまうと収入の安定どころではなくなってしまいます。パラレルキャリアを始める前に、複数の仕事を掛け持ちする余裕があるかどうか、検討することが必要です

目的意識が必要

これはデメリットとまでは言えないかもしれませんが、目的意識を持つことはパラレルキャリアにおいては非常に大切になります。副業であれば、収入が得られればそれで十分という考え方も一般的です。

しかし、パラレルキャリアとなると話は別です。特に自己投資も目標としている場合、目的意識を持って仕事に臨まなければ十分な成果は得られないでしょう。例えば、視野を広げることを目標にしているのであれば、パラレルキャリアで取り組んでいる仕事の同僚から話を聞くなどして新しい発想がないか探す、といった積極的なアプローチも有効でしょう。

また、人脈を広げたいのであれば、仕事の関係者と事務的なやり取りを超えた信頼関係を構築するように意識することも場合によっては必要になるかもしれません。

実際のパラレルキャリアの種類

一口にパラレルキャリアと言っても、多様な働き方があります。まず、雇用関係があるかないかという分類があります。同時に複数の企業に勤めるというケースもありますし、起業に勤めながら個人事業主として活躍するというケースもあります。

また、働き方の分類として次に挙げられるのが時間の区切り方です。まず、平日の昼間に一つの仕事をし、夕方や週末にほかの仕事をする、というタイプのパラレルキャリアがあります。時間の使い方としては、本業のほかに副業をする場合と似たイメージです。このタイプのメリットは、一つの仕事にある程度多くの時間をかけられるため、企業に勤めていてもパラレルキャリアを始めるハードルが低いことです。

一方、曜日ごとに複数の仕事に取り組むという対応もあります。それぞれの仕事に一日中取り組むことができることがメリットです。また、予定をある程度柔軟に変更できるのも魅力です。ただし、長期的な計画を立てることが難しいので、注意が必要です。

なお、実際のパラレルキャリアでの仕事には、複数の企業に勤めたり、起業したりといったもののほかに、クラウドソーシングの活用やコンサルタントなどがあります

自分のためになるパラレルキャリアのために

最初にご説明したように、パラレルキャリアは、すべての仕事を「メイン」にするという考え方です。一見始めるハードルが高いようにも感じられますが、空き時間を有効活用してパラレルキャリアを始めることもできます。さらに言えば、現在副業をしているならば、その副業に対する意識を変えることで、副業が十分にパラレルキャリアとなる可能性もあります。

安定した収入の確保、社会貢献、人脈形成など、パラレルキャリアを検討する動機は人それぞれです。目的に応じて、適したパラレルキャリアのタイプは変わってくるでしょう。

ただし、どのような場合でも共通しているのは、デメリットや注意点を把握することの重要性です。勤めている企業の規則と照らし合わせて問題がないかどうか確認することは不可欠になります。そのうえで、自分に合ったパラレルキャリアを構築することが、様々なメリットを得るために必要になるでしょう

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海外でのリモートワークを夢見るアラサー男子です。今は本業やりつつ、リモートワークで本業を活かした副業をしながら経験を積んでいます!

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