コワーキングスペースで快適リモートワーク

コワーキングスペース
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リモートワークの可能性にかけ、東京から地方に引越ししたリモートワーカーです。

最近では、意識高い系でなくともスタバでモバイルパソコンをはじいている姿をよく見ます。
これもひとえに、日本にリモートワークという働き方が浸透してきた成果だと、着実な新時代への希望のようなものを感じているのですが、それでもまだまだ認知度の低いことというのはあります。
それが、コワーキングスペースという物。
いまいち認知度の低いものですが、リモートワーカーなら当たり前にしていて欲しいことでもあります。
ということで今回は、このコワーキングスペースに迫ってみようと思います。

コワーキングスペースとは

 コワーキングスペースとはいわゆる貸事務所のことです。
とはいえ、一般的な賃貸借契約を結ぶような貸事務所ではなく、ものすごく簡略化して言うならば、カラオケボックスやネットカフェの事務所版といったものです。
時間単位で借りれるところも、また会員登録して月単位で契約するところもありますが、そのコストはそれほど高いものではありません。
多くはフリーアドレスといって、カウンター席の場所が多いのですが、個室を完備しているところもあります。
つまり、短期で使える自由な事務空間ととらえれば間違いありません。

リモートワークの不便な点

ではまずコワーキングスペースを利用しないリモートワークの実情を見てみましょう。

喫茶店やカフェ編

・Wi-Fiや電源設備が整っていない。

よく海外から来る観光客の方などが、日本にWi-Fiの少なさに驚いています。
もちろん、それには様々な理由が考えられるのですが、一番は、Wi-Fiがカフェなどの商業施設の集客手段の一つととらえられていることにあると考えられます。
つまり、それは店のサービスの一環であり社会インフラではないということですね。
ということは、Wi-Fiの設置はできればそうしていればいいもの、ということになり、絶対に設置しなければいけないという物ではなくなってくるのです。
電源設備もこれと同じです。
あくまでもそれはサービスの一環なのですから、店側が必要性を感じなければとうぜん設置されませんし、設置される見込みもありません。
とくにノマドワークなどでは、これはかなり痛い現実です。

・セキュリティーに難がある

例えばWi-Fiが存在していたとしても、そのセキュリティーには信用が起きにくいものです。
ある程度大きな企業やチェーンのカフェならばまだしも、個人営業の喫茶店やカラオケボックス、ネットカフェや漫画喫茶などでは、そのWi-Fiルーターに信用はおけません。
そうなってくると、リモートワークの幅がずいぶん狭くなってしまいます。
とくに機密の高い情報や、顧客の個人情報に当たるものなどは、取りあつかえなくなりますし、万が一情報が抜かれるようなことがあれば信用問題ではすみません。
またショルダーハックのような、後ろからこっそりとのぞき見されるような危険性も、なくはないのです。

・離席しづらい

喫茶店などでノマドワークをしているときに、その場から離席するというのはかなり困難です。
とくに回転率の速いお店や、利用客の多い店舗になると、空席のまま席を確保し続けるというのはお店の迷惑にもなりますし無用なトラブルを起こしかねません。
とはいえ、仕事ですから、例えば聞かれたくない電話などで席を外すことはでいぇきますよね。
他にも様々な理由で、ちょっと数分から数十分にわたるような離席というのは、ビジネスシーンでは珍しくもなんともないものですが、喫茶店やカフェではなかなかできることではありません。

・トイレに行けない。

これはシンプルですよね。
つまり、席にパソコンを置いたままの離席もまた、喫茶店などではできないということです。

・体が痛くなる

これもシンプルに行きましょう。
喫茶店やカフェの椅子に長時間座ってみてください、足腰かなり痛いです。
エコノミークラス症候群の危険性もあります。

家庭編

・誘惑が多い

とにかく家でやるリモートワークには誘惑が多くなります。
それは当然のことで、当然自宅の中なのですから、たくさんの自分の気を引く者たちがそこいらじゅうにあるわけですから、仕事が続かなくなることもしばしば。
とくに、強敵なのがソファーやベッド。
ついつい仕事の合間の息抜きでベットに飛び込んだら、気が付いたら夜が明けていたなんて経験がある人も少なくないのではないでしょうか。
気持の持ちよう一つな気もしますが、実は結構大問題なんですよ、これは。

・家族がいる

まず第一に家族と言えども部外者ですから、機密の漏洩は心配しなくてはいけません。
とはいえ、家族なんだからそこまで気にしなくてもいいと思う人もいるかもしれませんが、実は機密漏洩よりも家族がそこにいるというだけで仕事には邪魔です。
奥様が仕事に対する理解にあふれる人だとは限りませんから、突然掃除機を駆けだすかもしれません。
生まれたばかりの赤ん坊がいる家などは、もう、仕事をする環境ではないでしょう。
それこそペットを家族だと考えたら、仕事を邪魔するファクターはそこら中に存在しているといっても過言ではないのです。

・来客がある

これも家庭でのリモートワークの中で大きなマイナス要因となるものです。
例えば宅配業者やセールスという物も、結構一日中家にいれば来るものです。もしくは、聖書についてお話を聞きませんか?みたいな人も来ます。
もちろん、玄関まで出なければいいのですが、ベルを鳴らされるのもかなりのストレス。
そしてまた、仕事中だからといってベルを鳴らされていながら、それを無視して居留守を使うというのもまた、慣れてなければかなりのストレスを伴います。
少なくとも家庭というのは、あまり集中して仕事するのに適した場所ではないのです。

コワーキングスペースのメリット

では、そんないろいろと不便の多いリモートワーカーにとって、コワーキングスペースの利点とは何なのか。
そのメリットについて迫っていきましょう。

・ノマドと出社の中間

コワーキングスペースの特徴は、そこがノマドワークと出社勤務の中間点であるという所です。
つまり、そこは喫茶店やカフェ、そして自宅といった仕事をするためのスペースとして作られたわけではない場所ではなく、仕事をするための事務所になります。
と、同時に、そこは当然会社ではないですので、自由な働き方が保証されます。
つまり、そこはノマドワークの利点と会社のオフィスと同じ利点の二つが同居した空間だということです。
安全なWi-Fi環境と事務作業に必要な様々なものが取り揃えてあって、しかもある程度長時間作業に耐えうるだけの快適な設備が保たれている。
コワーキングスペースとはそんないいとこどりな施設なのです。

・低コスト

コワーキングスペースを利用することでかかる費用は、ひと月でおおよそ1~3万円。
これを、仕事部屋として賃貸物件を借りた場合と比較すれば、まず単純に家賃との比較で(もちろん地域にもよりますが)2~4倍の差が出るとみていいでしょう。
それだけではなく、光熱費やOAのレンタル・リース費用を考えれば、だいたいそれだけで10万円近くお得
さらにこれらは初期投資の費用で、ここに維持費やメンテナンスの秘奥をも含めると、もはや比べるのもおかしなくらいの差が開いてくるのです。
リモートワーカーでありながら、しっかりとした事務用品を使って作業する必要があるなら、むしろ積極的に利用すべきだといえるかもしれません。

・コミュニティーが作れる

基本的にこれはフリーランサーの方にお勧めな点ですが、リモートワーカーにとっても人脈は大切なもの。
家にこもって仕事をしていたり、喫茶店やカフェで仕事をしていたのでは、そんな人間関係を新たに創造するのはかなり難しくなってきます。
しかし、コワーキングスペースにおいては、そんなコワーカーたちのコミュニティーが形成されているところも少なくありません。
それはまさにチャンスです。
なぜなら、そこには各種スキルを持ったフリーランサーやリモートワーカー、パラレルワーカーなど様々な仕事形態の人間がそろっているのです。
そこは、新しい社会に適応している人たちの集団。
新たなビジネスチャンスにつながる場所になるかもしれません。

イベントやセミナーがある場合もある

コワーキングスペースでは、リモートワーカーを始めフリーランサーやパラレルワーカー向けのセミナーなどが開催されていることがあります。
そういたセミナーやイベントもまた、新しいビジネスチャンスの一歩になるかもしれません。
また、スキルアップに役立つことも、間違いありません。

コワーカースペースの選び方

・雰囲気

いきなりですが、実は一番大切なのがこの雰囲気です。
人によって集中できる環境というのは違いますし、それに合わせてコワーキングスペースも、事務所風であったりカフェ風であったり、もしくは商工会議所のような風情の場所もあったりします。
カフェのようなBGMを採用しているところや、観葉植物がたくさん置いてあるところも。
もちろん評判や口コミも大事ですが、一番大切なのはあなたが集中できる環境であるかどうかということです。
まずは雰囲気の合う所を選ぶようにしましょう。

・個室は存在するのか

これも大事なポイントですが、個室の存在は確認しておいた方がいいかもしれません。
フリーアドレスのようなカウンター式のスペースしかない場合、何か特に集中したいときや、機密を扱う場合などに若干の不安が残ってしまいます。
そんな時、個室利用ができるコワーキングスペースならば心配ありません。
コワーキングスペースの中には、フリーアドレスやシェアオフィス、そして個室オフィスのようにいろいろなパターンのオフィスを用意しているところもありますので、事前にチェックすることをお勧めします。

ドロップインなど自由な利用ができるか

コワーキングスペースの中には、月単位の契約とドロップイン、つまり短日利用ができるところとあります
もちろん、コワーキングスペースをほとんど毎日のように利用する人ならば問題はないのですが、時々利用するような人にとってはドロップインがあるのは重要なことです。
また、頻繁に利用する人にとっても、お試しで使うにはドロップインは欠かせません。
また、コワーキングスペースには個人事業主・学生・フリーランス・社員など様々な状況に応じたプランを用意しているところもありますので、そんな使い勝手の良いところを選ぶといいでしょう。

リモートワーカーにとっての事務所

これまで説明してきたように、コワーキングスペースとは間違いなく使い勝手のいい事務所となりえる場所です。
とくに、これまでノマドワーカーとして、カフェや喫茶店を転々としてきたリモートワーカーや、自宅をもう一つの事務所にしてきた人にとっては革新的な利益をもたらすことでしょう。
もちろん、本当に孤独に集中したい人には、ある意味向かないかもしれません。
自宅の広い机でないと落ち着かないし、狭い作業スペースは苦手だという人にとっても向かないものかもしれません。
しかし、事務所を持たず、自由に場所を選んで働いているリモートワーカーにとっては、間違いなく選択肢の一つとして持っておくべき場所です。
それこそ、普段は使わなかったとしても、こういうコワーキングスペースの自分に合うものを一つ知っているだけでも大きく違ってくることでしょう。
ですので、「自宅で十分だよ」「喫茶店でも大丈夫」と決めつけることなく、一度覗いてみてはいかがですか。
コワーキングスペースという一つの選択肢を手のうちに持っているというのも重要ですが、そこにはあなたの新しいビジネスチャンスが転がっているかもしれないのです。
使い方は、個人によって様々。
大きな可能性を秘めている場所であることは、間違いないのですから。

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海外でのリモートワークを夢見るアラサー男子です。今は本業やりつつ、リモートワークで本業を活かした副業をしながら経験を積んでいます!

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